自宅のテーブルに、タスクを書いた付箋が一枚残っています。
緊急度は高くありませんが、いずれ必ず向き合わなければならないタスクです。
その付箋を捨てることはありません。
仕事にはすぐに声を上げるものがあります。
資金繰りやクレーム対応、取引先からの依頼など、対処せねばすぐに問題になりますから、嫌でも目に入ってきます。
その反面、なかなか声を上げてくれない仕事があります。
人材育成や様々な仕組み化など、五年後、十年後、さらにその先まで見据えたタスクです。
当社においては「beyond 2051」がまさにそれです。
すぐにやらなくても困ることはありませんから、後回しにされがちです。
そこに短期と長期の時間軸がずれる怖さが潜んでいます。
ここで私のタスク管理を紹介します。
特別なシステムなどではなく、「アイゼンハワーマトリクス」と呼ばれる手法です。
全てのタスクを付箋に書き、重要度と緊急度の高低で分けた四つの象限に貼付し可視化します(私はこれを自宅のテーブルで行なっています)。
当然、重要度と緊急度が高いものから処理します。
放置すれば、すぐに問題になるからです。
しかし、私が意識しているのは、「重要度が高く緊急度が低い」タスクです。
未来のための仕事です。
今日明日やらなくても会社は普通に回っていくのですが、暫く経ってから声を上げていることに気付かされるようなタスクです。
人は忘れる生き物です。
目先の仕事に追われていると、本当に大事なものから消えていきます。
だから、捨てずに残しておくのです。
付箋が残っていれば嫌でも目に入ります。
着手されるときを待ち、声を上げ続けてくれるのです。
もちろん目先の仕事も大事です。
云い換えると、短期の仕事は今日の会社を守り、長期の仕事は未来の会社をつくるのです。
だからこそ、今日やるべきことと、未来に残してはいけないことを同じテーブル上で管理するのです。
未来の仕事は、大声で催促してくれません。
静かに気づかれるのを待っています。
常に見える場所に置くのです。
決して捨ててはいけません。
付箋一枚に書かれた小さな言葉が、未来の会社づくりの入口かもしれません。
※生成AIで作成